【2026年予想】銅建値は200万円突破へ?192万円の最高値更新の理由と、4月の「20万円暴落」から学ぶ今後の展望

こんにちは、非鉄金属ナビ運営事務局です。
2025年の銅相場は激動の1年でしたね。乱高下が激しく相場に振り回されました方も多いのではないでしょうか?
私自身も今までで最もヒヤヒヤする一年でありました。笑
4月にはトランプ関税への警戒から20万円もの大暴落を記録したかと思えば、年末12月23日には国内建値192万円(1,920円/kg)という過去最高値を更新しました。
本記事ではこの激動の2025年を振り返りながら、2026年に待ち受ける「銅建値200万円時代」の銅相場の予測をしていきたいと思います。


1. 2025年の実績振り返り:4月の暴落と12月の最高値

2025年の銅建値推移を振り返ると、大きく2つのターニングポイントがありました。

① 4月の「トランプ・ショック」による20万円暴落

JX金属の建値データを見ると、4月1日の150万円から、わずか1週間後の4月7日には130万円まで急落しています。これは次期トランプ政権による対中関税への警戒から、世界最大の銅消費国である中国の景気後退が強く意識され、投機マネーが一気に引いたことが原因です。現場では「売り時を逃した」「もう少し待てばよかった」という声が多く聞かれました。この4月の暴落は、私たちに”高値時の判断の難しさ”を痛感させた出来事でした。

② 年末の猛追:過去最高値192万円へのV字回復

しかし、10月以降に潮目が変わります。10月28日の173万円から勢いを増し、12月に入ると180万円台が定着。そして12月23日、ついに192万円という未踏の領域に到達しました。

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2. なぜ今、銅が上がっているのか?「3つの上昇要因」

当メディアのアクセス解析でも「価格高騰の理由」への関心は非常に高く、多くの方が情報を求めていることがわかります。ここでは、現在の高騰を支える3つの構造的な要因を整理します。

① AIデータセンター需要の「実需化」

生成AIの普及に伴い、膨大な電力を消費するデータセンターの建設が世界中で加速しています。そこで使われる電力インフラや配線向けの銅需要が、単なる期待値ではなく「物理的な不足」として表面化しました。

② 中国製錬所の「減産合意」

原料となる銅精鉱の加工賃(TC/RC)が歴史的な低水準となり、採算が悪化した中国の大手製錬所が、2026年に向けた10%以上の減産計画を発表。これが供給不安を決定的なものにしました。

③ 「トランプ関税」への予防的備蓄

4月の下落とは一転し、年末にかけては「さらなる関税強化を前に現物を確保しておこう」という米国企業を中心とした駆け込み需要が加速しました。これがパラドックス(逆説)的に、地金不足と価格高騰を招いています。


3. 現時点での需給とLME価格の整理

  • LME銅価格: 12,000ドルを突破し、強気の買いポジションが積み上がっています。
  • 国内需給: 建値192万円という高値を受け、スクラップ市場では「さらなる高値を待つ出し惜しみ」と「利益確定の換金売り」が交錯し、荷動きは非常にタイトです。

私たち最前線の事業者としては、このタイトな需給環境こそが「売り時」の判断を難しくしている原因です。
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4. 2026年の銅相場予想:200万円突破の具体的シナリオ

2026年は、4月の暴落のような一時的な調整を挟みつつも、構造的な供給不足が続くことから「右肩上がりの高値圏」が続く年になる。と当メディアでは予測しております。
特に下記をポイントと注視しております。

  •  中国の春節後の需要回復と、製錬所の減産が本格化。
  •  昨年の「4月ショック」の記憶から一時的に調整が入る可能性。
  • AI電力インフラ工事が最盛期。
  •  慢性的な供給不足が深刻化。

結論:2026年、国内銅建値はどこまで上がる?

これまでの推移と、供給網の構造的な欠乏を踏まえた2026年の最終予想はこちらです。

2026年 銅建値 予想最高値

225万円/トン

【予測の根拠】LME価格が13,500ドルへ到達し、為替が145円〜150円台のレンジで推移した場合、国内建値は220万円の大台を確実に超えてきます。4月の130万円という安値は、今となっては「最大の買い場」であったと言えるでしょう。


まとめ:200万円時代に向けて、今からできること

銅建値が200万円を超える時代において、在庫管理のミスは大きな損失に直結します。「もう少し待てば上がるかも」という期待が、4月のような暴落時には裏目に出ることも少なくありません。私たち非鉄金属ナビでは、毎日の建値速報とともに、JX金属の動向をどこよりも早く分析してお届けしています。高値圏で判断を誤らないためにも、日々の情報収集を習慣化しておくことをおすすめします。


▼ 2026年に向けて、情報収集を習慣化しましょう ▼

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